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外資系のトップセールスマンを経て、大好きだった宝石の会社を立ち上げる。


幼少の頃から直感力が鋭く、宝石を通して様々な神秘的な体験をし、宝石を装飾品から必需品にしたいという思いから"人と宝石との間に立つ"役割を日々研鑽しています。


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『英雄ナポレオンのカーネリアン印章』

2010年12月13日 09:22 | トラックバック(0)

フランス革命のあとをうけて、第一帝政を開いたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトは、軍事・政治の両面に天才的な才能を発揮し、フランスの国民的英雄となりました。

イタリアのコルシカ島で生まれたナポレオンは、父に連れられてフランスに渡りましたが、幼年学校・士官学校を卒業した後、フランス革命が起こると、いち早く故郷コルシカに帰り独立運動を推進し、その後再びパリに渡り、反革命運動の討伐で勇名をとどろかせました。

ショセフィーヌと結婚したナポレオンは、イタリア遠征軍の総司令官に任ぜられましたが、歴史的にも有名なように電撃的にミラノに入城して、一躍フランスの英雄になるのです。

破竹の勢いでヨーロッパ全土を席巻したこのナポレオン1世が、護身符として常に身につけ、1番大切にしていたのは、カーネリアンに彫刻された印章でした。そして、このナポレオンの八角形の印章には、「神にすがる奴隷アブラハム」という銘が刻まれていたと伝えられています。

ナポレオンの大切な印章の材質カーネリアンは、聖書にも「オディム」という名で出てくる赤色の宝石で、この宝石を身につける者は、すべての願い事が叶えられると言われ、かつてナポレオンが「余の辞書に不可能という文字はない」などと言ったのも、この宝石のおかげだったのかも知れません。

カーネリアンという名称は、「新鮮」という意味のラテン語「カーネム」からきていますが、その名の示すように赤色のカーネリアンは、気力・活力を生み出す力があるとされ、カーネリアンを愛用する事により、心身に新鮮なエネルギーが与えられるとされています。

ナポレオンは、どこに行くにも常に肌身離さず所持していたという事です。

後にイスラム教の教祖となり、予言者でもあったマホメットも、いつも彫刻したカーネリアンの印章を護符として右手の小指にはめていました。このカーネリアンの印章については、イスラム教徒として有名なジャファルが、「カーネリアンを身につける者は、すべての願い事が叶えられる」と言った事により、いっそう絶対的なものとなり、イスラム教徒の間では極めて神聖視されるようになったのです。

(『宝石の物語』 著:小林 将利 より抜粋)

 

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